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舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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カテゴリ:アート( 33 )

この日はずっと気になっていた「カルティエ現代美術財団コレクション展」にようやく行った。

私が結構信頼している筋の方が「これは面白い。ハマトリの10倍面白い」と言っていたので、どれほどのものかと思っていたが、それぞれの作品が、ものすごく個性的で、実際すごく頭の中のいろいろな部分を刺激される感じがした。見て回っている間、わくわくする気持ちが途切れることなく沸いてくる珍しい展覧会だった。

その中でも私のお気に入りは、入ってすぐにあるタイルとガラスで飾られた小さな教会のような建物と、空き缶やら空箱を使って作られた町の未来図の模型のようなもの。(メモを取ってないので、正確な作品名が分からない…)

作品の傾向として、淡々としたものよりも、ある意味ポップというか明確なカラーを持った作品が多いように思ったのは、カルティエ現代美術財団のコレクションのポリシーなのでしょうか?このあたり、よく分からないのだけど、以前同じMOTで見たポンピドー・コレクションみたいなものとかMOTの常設展示とはちょっと違うポリシーで集められているような気がする。

カルティエの方を見終えた後、この展覧会の半券で常設展示も
見られるというので、ついでに見た。60年代以降の美術というテーマの展示だったのだけど、時代の空気が出ていて、これはこれで面白かった。

さて、
こちらは、半蔵門線清澄白河駅を出るとすぐにある集合住宅。今日MOTへ行く途中で、たまたま目にしたもの。
清澄白河は、けっこう高層マンションが建っている土地なのだけど、これはなんと昭和8年に建てられたというのだから、年季が違う。今日はじめて目撃し、すっかり一目ぼれしてしまった。住めるものなら住んでみたいけど、実際のところ住み心地はどうなのでしょう??

最近は何となーくバブル再燃?って雰囲気が漂っているけど、取り壊されることなく末永く存在してほしいと心から願うばかり。
by turujun | 2006-06-03 15:00 | アート
代官山UNITにて。なぜかこれは19:30スタートだったので、全部は観ていないのでは。
出演者は以下のとおり。
sim
山川冬樹
恩田晃
OPTRUM
ドラびでお
真鍋大度(DJ)

私は山川冬樹のパフォーマンスの途中から観た。
ダンサーのKさんから山川さんが面白いと聞いていたので、行ったようなものだが(他にも理由はあるっちゃあるが)、行って良かった。

直感的に面白いものもあるし、「こういうものを作る人はどういう発想でここに至ったのか」という点に興味が沸くものもあった。

世の中のどこかで、私の知らない何かをしている人たちがまだまだたくさんいるのだ、ということを思い知った日だった。



個人的にはOPTRUMがベスト。私はノイズ系の音楽は苦手なのだが、ライブである限りは、彼らはOK。
彼らのCDが近日中に発売(いや、もう出ているかもしれないが)になるそうなのだが、彼らの良さの一つには、オプトロンの、シンクロする音と光と、ドラムをたたく姿があると思うので、CD音源だけだと、片手落ちになるのではないだろうか。この人たちはライブで見た方が絶対に良いと思う。
by turujun | 2006-03-08 19:30 | アート
 これまでの水と油の公演では、「…惜しいなあ」と思わされることが常であった。
 それは、彼らは自らの作品の中で、いつも新しい表現を模索しているわけだが、
その試みは作品の中での試みは成功することもあれば、伸びしろのようなものを感
じさせたまま終わってしまうこともある。それゆえ、「次はなにかあるのではないか
」と期待して見続けてしまったのだが。
 でも、今回の「均衡」では、そう思うことはなかった。観終わって感じたのは、
「満足」だった。

 今回で一つの区切りをつけることになる水と油。彼らはこの作品を一つの時代の集
大成としようとしたのではないかと思う。そのせいか、これまでの彼らの作品にあっ
た、マイムを使った表現への冒険心はなりを潜め、過去の冒険の収穫をすべて投入し、
手堅くまとめた作品になっていた。
 
 これまで、ダンスパートと演劇的パートは別物のように見えることが多かったが、
この「均衡」では、これまでにないほどそれらが緊密にリンクし、緊張感にあふれ、
かつ身体表現としての魅力をあますことなく表現できていたように思う。

 身体の動きという点では、これまでの作品にあるようなキレはないように思ったが
(じゅんじゅんの身体をかばってのことだろうか??分からないけど)、その代わり
、モノ(ホテルの受付カウンターや机、椅子)などを使った場面の展開の速さはいつ
も以上にスピーディかつ複雑で、ダイナミックだった。
 また、演劇的パートでは、いつものメンバーの役割を押えつつ、全員が笑い担当か
?という場面もあり、ユーモアたっぷり。彼らのサービス精神の賜物だろうか。

 今回、こうした一つの時代の終わりとも取れる作品を観たことで、良いものを観ら
れた、という思いがある一方で、やはり一抹の寂しさを感じないわけにはいかない。
今後、それぞれが充実したソロ活動を繰り広げて、いつかパワーアップした4人の
「水と油」の世界をみせてほしいと切に望む次第。


〔余談1〕
 今回で水と油は活動休止期間に突入するためだろうか、メンバーの衣装がこれまでの
衣装だけではなく、ホテルマンの水色の詰襟ジャケットのようなものも用意されていた。
(ももこんはおなじく水色のホテルウーマン仕様のワンピースである)。

〔余談2〕
 今後の活動はぼちぼち出てきているみたいだが、個人的に気になるのは、青年団の兵
頭久美とももこんが共演するというもの。主催は駒場アゴラ劇場。場所はアトリエヘリ
コプター。
 いったいどうした縁でこの二人が共演することになったのか、そしていったい何をする
のか、興味は尽きない。

〔余談3〕
 ダンスカンパニーとして認識されている水と油なのだが、今回の作品を観ていて、個人的
には、彼らのダンスの動き自体はそんなに個性的でも魅力的でもない、と思った。彼らのダ
ンスがその力を発揮するのは、やはり演劇的なパートで提示されるエピソードやシーンが頭
の中にあって初めて観る者の感受性を刺激するのではないだろうか。
by turujun | 2006-03-04 15:00 | アート
 先週の土曜日、午前中に出社した後(まだ働くのかよ!という話もなきにしもあらず)、午後は横浜の赤レンガ倉庫1号館のホールで「focus」を、夜は東京に舞い戻り、信濃町の文学座アトリエにて「アルバートを探せ」を観た。今回は前者を観て思ったことを。

 「focus」はロバート・キャパについての作品。といっても、伝記のように明確なストーリーがあるのではなく、むしろ、彼の人生のさまざまなポイントをいくつかかいつまんで演劇・歌・ダンス・映像などなどを取り入れつつみせていく、というもの。日本からはダンサーの東野祥子と三浦宏之が参加していた。
 
 東野が持つ丸いレフ板?のようなものにイングリット・バーグマンの映像を映し出し、その映像と男性の役者が扮するロバート・キャパが会話する部分のような、ちょっと面白いアイディアの場面もあったものの、全体的には、何を見せたいのかはっきりとしないものであったように思う。更にいえば、なぜダンサーを起用したのか(なぜこの二人か、という点については、二人とも初見なので、なんともいえないし、ダンス自体は結構面白いと思った)もよく分からない。
 「ロバート・キャパ」ってどんな人?というイントロダクションとしては、まあ良い(事実、ロバート・キャパ自身には興味を覚えた)が、何のためにこの作品を作ったのか、という点について創り手が明確にとらえていない、もしくは創り手はこの対象に興味をあまり持っていないのではないかと思わされるほどに、散漫な作品であった、ということである。
 「職業:演出家」というのはなかなか大変なものなのだなあ、とか老婆心ながら思ったりもした。

 
by turujun | 2005-12-17 14:00 | アート

さるばにら

SAL VANILLAを観た。そのきっかけは、渋さ知らズと彼らがつながりがある、ということを知ったから。おもしろかったことはおもしろかったんだけど、何でパフォーミングアートというのは、演劇やダンスにあるような作品そのものに何ともいえない余韻みたいなものがないのか(私が感じられないだけなのか、いずれにせよ)不思議だ。パフォーミングアートにあるのは、どちらかというと、消費される類の感覚が強い。
公演は蹄ギガのソロ「」と群舞?の「人の象」の2本立て。空間全体を満たす映像と身体の関係を探る実験のようだった。
作品上演前にはのパフォーマンス、会場の外にはバーが設けられるなど、作品と外を自然な試みが随所に見られ、むしろこちらの方によい印象が残った。
それにしても、ホール内はやたら暑かった。BankART1929 NYKにはエアコンがないのだろうか。ロケーションは良いけど、この暑さは辛いな…。冬はコート脱げなかったりして(;^_^A。
by turujun | 2005-09-14 19:26 | アート

土曜日の私

 このブログをみて、当然私も行ってきました、「佐藤雅彦研究室展」。この「佐藤雅彦研究室」はNHK教育の「ピタゴラスイッチ」にも協力しているそうで、展示の中には、「アルゴリズム行進」のもととなったワークショップのビデオもあった。私はこのアルゴリズム行進が好きなので、これはうれしかった。とはいえ、土曜日なのと、ギャラリーがそんなに広いところでもないこともあって、場内満員御礼、大盛況。私はちょっと大きな荷物を持っていたので、まわりに迷惑になるかとも思い、1Fをさらりと見ただけで出てきてしまった。23日にもう一度行く予定。

 この後、実家に帰った(だから荷物が大きい)が、次の日の昼に下北沢・本多劇場で劇団健康「トーキョーあたり」を観る予定があったため、実家滞在時間が約12時間…。何のために戻ったのやら。とほほ。

【データ】
第231回企画展
佐藤雅彦研究室展@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
課題とその解答
2005年8月4日(木)~8月29日(月)

 ギンザ・グラフィック・ギャラリーの2005年8月企画は<佐藤雅彦研究室展>です。
佐藤雅彦は、プランナー時代に「サントリーモルツ」「バザールでござーる」など話題の的となる広告を数多く手がけた他、哲学や経済を分かりやすく紐解く本の執筆、ゲーム「I.Q」、新しい教育番組「ピタゴラスイッチ」の制作と多彩に活躍し、圧倒的な存在感を示し続けています。この数年は慶應義塾大学で教鞭を執り、表現と教育を軸とした研究活動で知られ、コミュニケーションの世界に新たな可能性を示唆するものとして、各方面から注目を集めています。この展覧会は、数理的概念を視覚的に表現する過程で制作された造形物や映像、その結果として現れる作品、その他主要なプロジェクトを紹介し、研究室の活動を展望するものです。
 また展覧会に併せて「ggg Books -71 佐藤雅彦編」も刊行する予定です。
by turujun | 2005-08-22 14:23 | アート

カテゴリ

今日、7月28日のスケルツォの公演@Super Deluxeのチケットをloppiで買った。
Lコードが分からず「イベントか?」「映画か?(佐藤雅彦の「kino」と2本立てなので)」などと散々探した結果、「お笑い」でのチケットとして売られているのを発見。
こういうジャンルわけはチケットを売る側ではなく委託する側が選ぶのだろうけど、それが買う側と一致しないとえらい苦労を買う方がするはめになる、という話。


ところでこのスケルツォ、札幌を拠点に活動しているのだけど、前回の公演(これまた@Super Deluxe)もかなり客が入っていて、びっくりしたものである。どういう経緯でこの人達は集まったのだろう?スーパーデラックスについているお客さんなのか、スケルツォ関係者の友達(東京在住)が集結しているの?とかまあいろいろ考えたのダケド、実際のところはどうなのでしょう?まだ不明。ちょっと興味有り。ちなみに私は昨年札幌で入手したフリーペーパーで知りました。そして私にとってはスケルツォは、お笑いではないな。その辺りもどうなのでしょう?

【後日、見た後の感想(仮)】
新ネタあり、前回と同じものありでしたが、前回同様、非常に楽しませていただきました。「松尾芭蕉」はもうスタンダードですな。

スケルツォでググッても昨年は殆どヒットしなかったけど、今回は結構ブログに感想書いている人がいるようで、うれしい限り。

【スケルツォを観にいった皆さん】
http://app.blog.livedoor.jp/genji610/tb.cgi/29239868
http://blog.livedoor.jp/ri0le0/tb.cgi/29173698
by turujun | 2005-07-25 23:59 | アート

Scherzo

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今日、scherzoの東京コレクションを見てきた。といってもファッションブランドではなく、映像と音楽とスピーチによるプレゼンテーション。上のポップなお面は、会場で配られた、札幌のフリーペーパー「MAGNET」と一体化していたこの公演のフライヤー。

scherzoは、札幌を本拠地とするアートユニット。主宰の加賀城匡貴がアイディアを出し、それを映像やら音楽やらスピーチを交えて、仲間達6人と上演する。音楽は弟が担当しているということで、何となくニブロールを思わせるのだが、作品の質はダンスと映像というジャンルの違いを超えて、相当違う。scherzoの世界には、日々の生活をちょっと面白くするエッセンスが詰まっている。いままでいろいろな演劇、ダンス、パフォーマンスを観てきたけど、ひさびさに「これは!」と思えるものを観て、ワクワクしてしまった。
 

 会場は六本木のSuper Deluxe。最近とみにコンテンポラリーダンスの公演が行われる場所でもあるここは以前英国酒場だったらしい。なぜそれが分かるかといえば、Super Deluxeの看板の下にうっすらとそう書いてあるのが見えるから。

 受付を済ませて、ドリンクをもらう。Super Deluxeの母体が地ビールの会社なせいか、他のお店ではお目にかかれないようなレアなビールがたくさん。これらが普通にオーダーできる、ということで、私は「チョコレートのような風味」のビールをオーダー。ここで扱っている「TOKYOエール」はオリジナルのようで、ラベルも可愛い。さて、首尾よくドリンクを受け取った私は席を探したが…開演15分前なのに、すでに座れるところには人が座っている。なので、適当に空いていそうなところに行って「空いてますか」「空いてますよ」で席ゲット。そこは単なる黒い木の箱。でも皆座っている。もちろん、ちゃんとした椅子もあるし、なんと畳が置いてあるところもある。「座席」という雰囲気はあまりない。ステージでは、かなりこったCGが流されている。「本編もこんなんなのかしら」などと思ってみている私。
 ほどなくして、CGが終わり、「上演時間中は、お携帯電話や音の出るもののお電源はお切りになり…」という、舞台公演の前の注意のちょと変?!バージョンが映し出され、それを主宰の加賀城匡貴が声に出して読む。こうしてscherzoの舞台は始まった。
 上演前の凝ったCGとは裏腹に、本編の映像は、家庭用ビデオで取ったかのようなチープな風合いのものが多く、映されているものの普通さ加減とあいまって、「日常の中の変」を意識してしまう。なんと言っても映像自体家庭用ビデオを傍らにおいて操作している。和室の明かりについているスイッチの紐の活用法や、サッカーの監督の立位置とその動きにシンメトリーを見いだし、それをわざわざ誰もいないサッカー場で監督役を2人だけおいて再現してみたり、シャッターというシャッターに「14日から16日までお休みさせていただきます  店主」と書いたビラを貼りまくってみたりするような、日常のなかにあるものに対する視点をちょっとだけ変えて、その中の笑いを見つけ、それをどんどん発展させて、「これって面白いよね」と提示してくる。彼らのやっていることは、お笑いタレントがするような観客に笑いを求めるアクションではなく、創り手が面白いと思うことを「これどう?」って感じで見せて、観客がそれに共感したり、心の中で突っ込みいれたりできる、いわば、そんなプレゼンテーション(パフォーマンスではない)だった。
 私としては、チェルフィッチュ以来、公演があれば通ってみたいと思えるものだった。次は11月20日、京都のMETROというクラブでパフォーマンスをするらしい。紅葉の季節でもあるし、行ってこようかしら。
by turujun | 2004-09-26 23:57 | アート

思い立ったが吉日

 今HMVに行くと、やたら顔色の悪い写真のUtadaのCDの隣にEgo-wrappinの新譜が置いてあって、ああ、2年ぶりなのか、Ego-wrappinとか思っていたら、ふとdeterminationsのことを思い出し、ググッてみたら…

 解散していた。

知らんかった…。
 とても残念なことだけど、ラッキーだったのは、このHPが16日を最後に閉鎖されてしまうこと。閉鎖される前に知ることが出来て本当に良かった。

こういうことがあるから、思い立ったらすぐに行動したほうがいいし、観たいものはみておこうと日々飛び回っている。determinationsも観たいと思ったときに行っておくべきだった。

 
by turujun | 2004-09-16 12:55 | アート

船越 桂

 SHISEIDO MENのCMを初めて見た。
 船越 桂は、自分の創っている彫刻に似ている。そう思った人って結構いるんじゃないかと思う。彫刻って創る人に似るものなんでしょうかね?木であると分かっていても、彫刻家がもう一人の自分の頭をノミで削っているかのような錯覚を覚えて、ちょっと猟奇的なものを感じたりする。

 SHISEIDO MENといえば、駅貼りの中田英寿のポスターも気になった。一番初めに中田の腹の部分に目が行って、ぎょっとした。「人間の体ってこんななんだ」と思うぐらい、一つ一つの筋肉の形がはっきりと外側に出ている。ボディビルの選手権の時のように、体にオイルか何か塗ってはいるのだろうが、それにしても、あの写真は人間の肉体という感じが殆どなくて、体の部分だけマネキンか模型を合成しているのかと目を疑った。
by turujun | 2004-09-13 23:12 | アート