舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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2007年 08月 19日 ( 1 )

デス電所は名前だけは知っていた関西の劇団。先日ベターポーヅを観にいったときに「次回公演」としてポスターが掲示されていたので初鑑賞。

今回の作品、開演が18:00なのに、終演は20:30。間に「役者のための」休憩が入ったものの、観客は席に座りっぱなしなので2時間半ぶっとおし。

でも、駅の時計を見て「もうこんな時間?!」と思ったぐらいだから、全く長時間鑑賞苦にならず。


というのも、開演してから最後まで、唄アリ踊りアリのエンタメ芝居だったから。
話の筋は非常に込み入っていて、腑に落ちていない部分もあるのだが、このサービス精神の塊というべき中身がそれを補ってあまりあった。

話は刑事が行方不明になっている女子高生の行方を捜し、不思議なタワーのある都市へ向かうところから始まり、謎の工場にわけありな女性が就職するや否や工場長になったり、見えないドスを使いこなす元・やくざの男性が昔世話になっていた組が敵対している団体に襲撃を受け組長や仲間だけではなく、組長の娘を殺されてしまって復讐を誓ったり、くしゃみをすると特定の人の過去や未来を見ることが出来る少年が紆余曲折あり演歌歌手になったりしながら、それらがだんだんつながって、結末に向かっていく…というような感じ。

作中のナレーションで自ら「広げすぎた風呂敷をきちんとたためるのか?」と言っていたが、その観点からしたら、ちゃんとたためたとは言えていない内容ではあった。中身そのものよりも、シーンごとの勢い重視なのかもしれない。


関西の劇団を観るたび思うのだが、彼らは本当に東京の劇団とは全然違う。たとえば、傾向として関西の劇団は
●劇団のテーマソングを持っている
●劇団のテーマソングはキャッチーだ
●効果音を使う(刀がぶつかり合う・人を殴る等)
●上演前・カーテンコールで役者を紹介する
●劇中に唄や踊りが入ってくる
●劇中にギャグが結構な量入ってくる
●映像を使うのが好きだ
●照明・音響が凝っている


イメージとしては、劇団新感線の路線に近い。東京の劇団が作品そのものをみせること(演じる側からの視点)に力点を置いているのに対し、関西の劇団で上記の条件を備えているところは作品をみせる以上に劇場内にいる時間で観客をいかに満足させるか(観客視点)に力点を置いている。その違いが作品の質感の違いに現れているのかななんて思う。


まあ、必ずしもこういう劇団ばかりではないのは承知しているのだが。



【余談】
今日はウェブで前日に予約して観にいったのだが、受付で支払った金額がなぜか「学生料金」だった。支払ったときには何の疑いも無く言われるがままに支払ってしまったので気づかなかったが、その後チラシの束を見ていてそのことが発覚。
カジュアルな服装&帽子着用とはいえ、どんだけ若く見られとんねん、私…。
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by turujun | 2007-08-19 18:00 | 演劇