舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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ニブロール「ロミオorジュリエット」@世田谷パブリックシアター

ニブロールは今年で10周年、ということで世田谷パブリックシアターでその記念公演を行った。

私が座ったのは3階席B列の12番という相当に高い位置の席。この席にしたのは、私が席を予約したときにはもう3階席という選択肢しかなかったからだが、世田谷パブリックシアターなら見づらいことはないのがわかっていたので納得済みの購入だった、のだが…

この席にしたことで、良かったことと悪かったことがある。

良かったのは、映像が良く見えたこと。今回の作品では映像が壁だけではなく床にも投影されていて、ときに壁に映されているものとは違うものが床に映されていたりしたので、その映像の変化をつぶさに見られたのは良かった。

悪かったのは、映像がよく見えると同時にダンサーの姿の印象が弱くなってしまったこと。
特に今回は舞台の上方から紗の布が複数枚前後に吊り下げられており、それによりダンサーの姿がさえぎられ、またその布に映像が映ることでかろうじて見えるダンスの印象も弱くなってしまったのだ。

そんなこともあり、今回の作品はダンス作品としてよりも、映像作品としての印象がやたらに強く残った。

とはいえ、今回の作品はこれまでのニブロール作品で観られた「集団対個」というより、「個対個」をクローズアップした作品であるように感じられたのと、その人間関係の描き方において以前のような暴力性がなりを潜め、もっと繊細になっていたのは印象的だった。

スカンクの作る音楽は、以前のニブロールのようなテクノ要素を取り入れつつも、ボーカルやバンドサウンドを持ち込むことで、ニブロールの世界観により生気をもたらしていると思う。
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by turujun | 2008-01-19 16:00 | ダンス