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舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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猫のホテル「苦労人」@シアタートラム

菅原永二や池田鉄洋など、最近TV進出も目覚しい「猫のホテル」。その進出ぶりは、ポスト大人計画といった勢いを感じさせる。


今回の作品は、過去にすでに2回上演されている。

物語は室町時代から始まり現代に至るまでの「山城」一族の苦労の歴史を男性役者陣が、それぞれ一代ずつ演じていくというもの。

表現面で新しさや実験があるタイプの人たちではないので、見ていて刺激を受けることができるとか、新鮮に感じるものがある、新しい発見がある、というわけではないものの、役者が自分のキャラクターをしっかり把握していてそれを活かしきっていることと、そのキャラクターを存分に生かす脚本・演出は観ていて安心感がある。飛びぬけて面白いわけではないけど、はずさないという点がこの劇団の良さだと改めて認識。

ただ、やたらとキャラの濃い猫のホテルの役者が、同じ一族の人間を演じるというのは、時の流れがあるとはいえ、少々無理があるように思えた。(単に私が観ている間にこの構造を理解できなかったというものあるのだが)
また、次々と違ったキャラクターを演じなければならないためか、はたまた舞台以外の活動が増えてきたからか…役者に集中力がなく、パワー不足に感じられたのも事実。ちょっと残念。

あと、シアタートラムで4500円(前売り)という価格設定はいかがなものか。内容からしても、劇場のランクからしても高すぎる。




ところで、当日パンフレットに、「猫のホテルの面々が現在私的に絶賛放映中の「帰ってきた時効警察」に毎回出ている」とあった。ただでさえ小ネタ満載な番組に、さらなる突っ込みポイントが増えてしまった。困るなあ…。
by turujun | 2007-04-22 14:00 | 演劇