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舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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大阪

一週間以上前のことになるのだが、私は週末を利用して大阪に行った。目的はOSAKA SHORT PLAY FESTIVALを1日通しで観ることなのだが、それだけ観て帰るのは、やはり勿体無い、というわけで、当然大阪観光もしようと思うわけ。
 というのは、OSAKA SHORT PLAY FESTIVALの開催地は大阪の中心地から少し離れたいわゆるオフィス街。東京でいうと、丸ビルあたりとか、六本木ヒルズ、アークヒルズの森ビルが開発したエリア、というとだいたい当たっているように思う。そんな一角で演劇のイベントを打つ、というのはかなり新鮮。確かに、東京でも丸ビルで「東京コンペ」が開催されているけど、これは三菱地所が主催だし、アート全般を対象としている(演劇は対象ではない)だけに、「オフィス街の中で演劇のフェスティバルをやる」というのは東京ではあまり考えられないことではないかと思う。

そんなわけで、OSAKA SHORT PLAY FESTIVALだけだと、いつも私が通勤で通り過ぎるエリアとそんなに変わらないような風景を目にして終わるのが目に見えているので、この選択は正解だった。

 私は土曜日に大阪入りし、演劇を18本観て(本数だけなら私新記録!)、次の日に大阪観光をしたのだが、大阪っていうのは、まあすごいねー。朝からラーメン屋がはりきって営業中だよ。しかもちゃんと客がいるし。そして道頓堀エリアと新世界に限っていえば、午前中からアルコールのにおいが漂ってる…。この2つのエリアって、ちょっと香港を思い出させるけど、もっとカオティックといえなくもない。別の言葉を使うと、「ガラが悪い。」大阪から帰ってきてから、ガラが悪いと思っていた蒲田も錦糸町もマトモに見える。(さすがに新宿はいまだに怖いけど)そんな感じで、モノの見方が変わる旅ではあった。

 そういう普通の旅のほか、演劇好きらしいテーマをもったことをしよう!とふと思い立ち、下調べもせず「大阪の劇場いくつ回れるかな?」をやってみた。
 その中で、最も印象的な立地が、精華小劇場。ここは廃校になった小学校の一角を利用しているのだが、その小学校の立地というのが、ミナミの商店街の中!必要があって創った小学校ではあるのだろうけど、学校の目の前が大人の世界…というのはいかがなものか?と思ったが、もう小学校としては機能していないから、まあ、いいのか。
by turujun | 2005-08-09 13:15 | こころの旅