舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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15日は全く動けない日と分かっていたので、頑張って2連荘。
王子から下北沢へ移動し、観たのはこれまた初見のタカハ劇団。
主宰はまだ大学生らしい(公式HPより)。

だが、作る作品は非常に大人びているというか、人間くささが激突するような群像劇だったりする。

あまりによく出来た戯曲なので、若い女性が書いていると知ってさらに驚いた。
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by turujun | 2009-02-14 19:00 | 演劇
初見の団体。
薄い人間関係に終始する日々と、そこから思いがけず深い部分に踏み込んでいく人々の物語といったところ。
劇場内の手前と奥に座席を設置し、真ん中に開いたスペースで役者が作品を上演する、というスタイル。舞台装置は特になし。必要なときに小物が少し出てきたりする(あ、自転車が出てくるシーンもあった)非常にシンプルな上演スタイル。
でも、前衛的なのかと思いきやさにあらずで、非常にまっとうなつくりの演劇だ。
観客席から向かって右上部にモニターがあり、役者が演じている姿をときどき映像で生中継したり、サブタイトルを入れたりするなどして使っていたが、役者と映像を両方見るのは位置的にちょっと難しく、注意力が散漫になってしまうところが残念。
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by turujun | 2009-02-14 14:00 | 演劇
今回が初見の劇団であるスロウライダー。彼らは今回で解散とのこと。
「解散公演」だから観にいったわけではなく、今回の出演者の中に、ちょっとお気に入りのダンサー(のはず)がいたのが、今回観にいった理由。

今回の作品では、ある感染症の患者と非感染者との対立を描いている。
チラシに「クソゲー」の文字があり、コンピュータゲームに関する話、もしくはそういった要素のある作品なのかと思いきや、さにあらずであった。
舞台上には、コテージらしきものがあり、その周りを取り巻くように南洋系と思われる植物が茂っている。

演劇でホラー、というからどんなものかと思いきや、ホラーの形を踏襲した人間ドラマといったところだった。人間とゾンビのドラマと言ったほうが正確だけど。
今回の作品二登場する個々のキャラクターには正直魅力を感じなかったし、感情移入することもなかった。さらに、人間関係のありようの描き方が中途半端であり、ホラーとしては成立していないように思った。また、「ゲーム」の設定の例えも今ひとつ効果的に効いておらず、「チラシに使ったからとりあえず触れてみた」的な扱いに思えたのは私だけ?

さらさらと進みすぎであり、随所に張った伏線も回収しきれずに終わった感が強く、非常に物足りなかった。

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by turujun | 2009-02-11 14:00 | 演劇
何となく毎年のルーティンとなっているMONOの観劇。今年は昨年よりひと駅、距離的にはぐんと近くなった吉祥寺シアターでの公演。
前回は5人兄弟の話だったように記憶しているが、今年は4姉妹の話。
ストーリーはというと、もうタイトルそのままの人間が出てきて、4姉妹と、彼女達の住まう古い家のリフォームを請け負ったいんちきリフォーム会社の人々の人間関係を知っちゃ課メッチャかにするという話。

年々ストーリー展開が人に優しくなってきている土田英生の戯曲。今年も昨年以上に優しくなっていた。

人間関係のズレを描いて、ときに笑わせ、ときに戦慄させるのが土田英生戯曲の魅力であり、それを絶妙のアンサンブルで演じるのがMONOの魅力だと思っていた私にとり、その魅力の片方が、年々失われていくように思えてならない。

決してつまらないというわけではなく、MONOのレベルとしては十分平均点なのだが、やはりやさしすぎるというか、親しいと思っていた人間の隠れた一面が表れて軋轢が表面化していき、人間関係に軋みが出て行くさまをちゃんと描くMONOが観たいなあ…と思ってしまう私であった。

土田英生、売れっ子杉?

今年で旗揚げ?20週年。長く活動して欲しい、とも思うけれど。
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by turujun | 2009-02-08 15:00 | 演劇
2月に入って、見たい公演が目白押し。昨日まで悩みに悩んで決めたのがこの公演。

カナダ・モントリオールのダンスカンパニーの来日公演だ。
当日パンフレットには「一幕バレエ作品」とあるのだが、表面的には、、「じゃあバレエって何よ?!」と突っ込みたくなるような要素がたくさんつまっていたりする。それゆえ、上演中に最前列あたりに座っていた人が2名ほど途中退出…。普通のクラシックバレエやモダンバレエ的なものを期待している向きには、がっかりというか、噴飯モノだったかもしれない。

というのも、まず公演開始とともに上半身裸・乳首に金色のニップレスをつけたダンサーが背中を丸め、うなり声を上げながら出てくるのだ。その後も言葉とも分からない声を上げたり、ほぼ全裸!?(実はベージュのパンツを履いているけど)な感じのダンサーや、男性器のニセモノを装着したダンサーが出てきて、舞台上の女性ダンサーとセックスをあからさまに模した動きを結構しつこめにしたりするのだから。

とはいっても、むしろあけっぴろげな喜びの表現としてセックスという行為を採用しているようで、そこには淫靡さや、猥褻さはみじんもない。こういうあたりに、「露出」や「性的な表現」に対する私が見ている日本の舞台との違いを感じるというか、そういったあけっぴろげに生の身体を見せるということ自体は海外の作品でもある意味作品に衝撃をもたらす効果を期待して採用するものかと思うのだけど、この作品ではそういうインパクト面の意図というのは全くと言ってよいほど感じられなかった。

ダンスの動きはというと、これまた「バレエ」と言っておきながら、バレエ的な要素は一瞬ポワントで歩くダンサー(長いラッパのような管楽器を「プォー」と舞台両袖から吹きながらでてくる)ぐらいで、どちらかというとアフリカンダンスをもっと軽くしなやかにした感じの、身体全体が曲線で構成されるようなものが非常に多い。これまたいわゆる「バレエ」を見にきたつもりの人にとっては「何だコリャ」だったと思う。

ただ、この作品で興味深かったのは、後述するポストパフォーマンストークの中で、「テーマそのものと、表現したいことは別」とマリー・シュイナールが語っているわりに、タイトルである「オルフェウス&エウリディケ」のモチーフが、この作品の前半部分で、この神話がどういった内容かをざっくりとした字幕と面白い顔の表情体の動きと声とで説明していたのだが、その前からずっと最後まで何気に貫かれていたということ。しかもそれをはっきりと行うのではなく、ほんのりとそれが感じられるように、そして身体表現が際立つようになされていたということだ。

公演後に、ポストパフォーマンストークが開催され、舞踊評論家(で良いのか?)の石井達朗氏と、主宰のマリー・シュイナール、そしてカンパニーメンバーの日本人の男性がトークをしていたのだが、通訳の腕が悪いのか、外国人とのこういう席にありがちなどこか噛み合わないトークが展開され、日本人ダンサーがいただけに余計にその噛み合わなさが際立って感じられてしまった(日本人ダンサーの男性は、元・コンドルズだそう。上地雄輔に似ているように思うのは私だけ?)。

惜しむらくは、こういった来日公演にありがちな空席の多さ。私も前日予約なのにかなり前のほうの席をゲットできてしまってしまっていたぐらいだし、招待もなかなか多かったよう。5500円で、日ごろ観ているダンスとは全然違う視点・アプローチで作られていてなおかつ面白い作品が観られるのだから、もう少しお客さんが入っても良いのでは…なんて思う次第。
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by turujun | 2009-02-07 15:00 | ダンス
NODA・MAPの先行予約で購入した席が、いまだかつてないほど前の列だったので、役者の表情が分かること分かること。

松たか子演じるダイモスの髪型が、タイムボカンシリーズの何かに似ているような気がするが、ヘンだヘンだと思っていても、許容できてしまうのが不思議。

ってこんなアホーなコメントだけではあれなので、詳細は後日。
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by turujun | 2009-02-01 14:00 | 演劇