舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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先月に引き続き、またも見に行ってしまった下丸子らくご倶楽部。前回帰り際にチケットを思わず購入してしまっていたのでね。

今回も、18時30分より若手バトルとして若手三人による落語があり、その後柳家花緑・立川志らくのフリートーク、柳家花緑の落語、松元ヒロの漫談?、そして立川志らくの落語と続く。

今回もまたフリートークが押し、19時20分で終わるはずが結局19時40分まで続けている。どうも立川志らくは話に弾みがつくと止まらなくなるのか、喋っているのは8割がた志らく。後から後から話がどんどん出てくるのは話が得意とはいえない私からするとうらやましい限り。しかも面白いのだからさらにうらやましい。

フリートークの後は、柳家花緑の「頭山」。感想は後ほど。
松元ヒロの漫談は本人曰く「ツカミで終わっちゃった」。だけどひたすらにウケていた。今日一番の受けっぷりだった。
最後の立川志らくは「鉄拐」。古典落語だけどあまり高座にかからない話の一つで、唯一中国が舞台の噺とのこと。「オチで笑えたら中国の古典の教養があると自信を持っていいですよ」とのことだったが、私は「そういうことなのか」とは思いつつも、笑いには至らず。教養がないことを再認識(この噺を聞かなくともそれは明らかだが)。

詳しくはまたのちほど。

【余談】この日の若手バトルの2番手の人のときにやたらと甲高い声の笑い声が最前列から聞こえてきて、それが「笑い袋か!?」「嫌がらせか!?」と思うほど激しく、噺をしている人はやりづらかろうな…と思っていたら実はそれはリアルに子供の笑い声だった。(その子供を家緑がいじったことで判明。)
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by turujun | 2008-02-29 19:00 | その他
この作品を見るのは実は2回目。1回目は歌舞伎座の近くにある映画館だった。

シネスイッチ銀座はビックリするほどガラガラ。これはやはり客層が違うからなのだろうか?

2回目のはずなのに、自分でもビックリするほど新鮮に見ることができてしまった。
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by turujun | 2008-02-23 22:55 | 映画
茶道を始めて約半年。茶会に出ては見たものの、茶道具や建築の知識がないと全くもって楽しめないことだけは分かったので、まずは茶道具まわりのよさを理解すべくいろいろ見てまわるようにしようと思う。


で、まずは比較的近所ということもあって気になっていた畠山記念館へ。ここは荏原製作所の創業者が蒐集した美術品を展示しているという私立の美術館で、白金台のしずかな住宅街の中に突如現れる。
したがって、美術館での展示はもちろん、近隣の瀟洒な住宅を見るのもまた楽しいもの。

詳しくは後ほど。
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by turujun | 2008-02-23 22:53 | アート
茶道を習い始めて半年ちょっと。宗匠いわく「お茶は雑学。何でも見て学びはれ」とのことなので、まずは茶の湯関係の美術品に触れるようにしている。

この展覧会の最大の見物はタイトルにもある国宝「曜変天目」。7~800年前に作られたとされる天目茶碗で、世界中でここを含め3点しかないという運命の一品。
これが、展示室に入るなり独立した展示ケースの中にぽつんと入っていた。そのため、四方から茶碗を見ることができる。
ポスターや雑誌の写真だと、水溜りにこぼれたガソリンが太陽の光を受けて光るときのような色味のように見えたが、実際にはもっとさっぱりとした印象を受けるものだった。ケース内の照明の妙なのだろうか??(上のリンクの先に静嘉堂文庫美術館のHPの写真があるが、これはちょっと白っぽすぎ。実物はもっと瑠璃色の発色と輝きが瑞々しい。)
私はこの茶碗はグロテスクなものなのかと思っていたがとんでもない。小ぶりなサイズもあってか想像以上に清楚な輝きを放つ茶碗だった。何も知らないでこの茶碗を見たとしても、誰にも受け入れられる美しさだと思う。

模様のついている茶碗の内側はもちろんだが、外側の釉薬のたっぷりとついた感じもいい感じ。実際に手にとってどんな感触がするのか、普通の光の中ではどんな色に輝くのかなどなど見てみたいと思わずにはいられない。

だが、曜変天目茶碗というもの自体が世界中探しても日本にしかないというものなので、私のようなド素人が手にすることができる日はさすがに来なさそうだ。(時価16億円ぐらいするらしい…)

美術館の説明によると大正時代に岩崎小弥太逝去後に霊前に茶が供えられたときが、最後の使用だったそう。確かにこれでお茶をたてて飲むというのは恐れ多い…。

というわけでこの展示はとにもかくにもこの曜変天目なわけで、それ以外のものはそれぞれに個性があり見ていて面白いのだが、何がこの展覧会で一番印象に残ったかと聞かれれば、即座に曜変天目と答える。
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by turujun | 2008-02-23 22:22 | アート
平日に行ったにもかかわらず、大変な混雑ぶり。
平日に行ったにもかかわらず、絵じゃなく人を見るのかよ!と思わずにはいられなかったが、せっかく行ったので根性で見てまわることに。

結果としては、一品一品が面白いので、人が多くても見る気になる。よって途中から人の多いことの煩わしさも忘れ、行っては戻り行っては戻りを繰り返して作品を見まくっていた。

中でも気に入ったのは「群青富士」と「生々流転」。

詳しくは後日。
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by turujun | 2008-02-22 14:00 | アート
アゴラ冬のサミット参加作品で、平日のみの上演のため週末シアターゴーアの名を一時返上し、観にいってきた。

感想は後ほど。
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by turujun | 2008-02-19 20:00 | 演劇
STスポットが主催するThe Ground Breakingというシリーズが毎年この時期に行われている。毎年選ばれるカンパニーが私好みなこともあり、割と観ている。これまでにはほうほう堂×チェルフィッチュや、身体表現サークルが作品を上演している。

そして今年登場したのは神村恵カンパニー。タイトルが「どん底」。ゴーリキーとか、4月のケラリーノ・サンドロビッチ演出の舞台と同タイトルだなどと思いながら観にいった。

感想は後ほど。
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by turujun | 2008-02-16 18:00 | ダンス
山内ケンジ氏はCMディレクターとして活躍されている方で手がけたCMは名前を挙げれば「ああ、あれか」というものばかりという売れっ子さん。

山内ケンジ-はてなダイアリー

そんな彼が演劇を始めてから今回で5回目。私は初めて観た。

劇場に入ると舞台上には、サビが浮き出たコンクリート壁の前にパイプと黄緑色の合皮でできた椅子とテーブルの応接セットと、下手側にベッドが置いてあるというぱっと見ではここがどこなのかよく分からない空間が出来上がっている。よく分からないものの、そこで繰り広げられる話がどんなものなのかを予感させる不穏な雰囲気をかもし出している。

さて、実際の話はどんなものかというと、簡単にまとめてしまうと、「会社」と「親族」という2つのフレームの中の人々がときに混じりあいときに分かれて繰り広げる人間関係の崩壊と家庭の再生を描いた話といったところ。

会社内での人間関係の軋轢や不倫、家庭内の不和・鬱病など出てくる要素としては特に目新しくなく、笑いも毒もそこそこある、手堅くまとまった作品だった。

突出している点といったらやはり役者と役柄がマッチしているというところ。特に青年団の古舘寛治は「お願い放課後」で有名演出家を演じていたときといい、今回と言い、妙に弱者に強く出るエキセントリックな人が妙に嵌っていた。
また、その劇中でのやり取りの間合いや緩急が絶妙で、そこにできる空気で言葉にならないことを十二分に表現してしまうあたりは、他の劇団では見られないものだな、と思った。
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by turujun | 2008-02-11 21:41 | 演劇
半年ほど前から始めた茶道。何度か茶会に行ったことで、陶器や茶杓や棗・茶入・屏風・掛け軸etcのことについて分からないと拝見のときに単に見るだけになってしまい、非常に肩身が狭いということが判明。

これはまずい、と思っていたところにちょうどよい企画があることを発見。2月11日までということで今日ダッシュで行ってきた。

五島美術館のある上野毛にははじめて降り立ったのだが、美術館へ向かって歩き始めたらあっというまに閑静なお屋敷街に。東京都内とは思えない敷地の一軒家が並んでいるなか、ひときわ大きな家々が見えてきたらそこが五島邸であり、そのとなりに五島美術館はある。

東京急行創業者が蒐集したさまざまな骨董・美術品が収蔵されている私立の美術館とのことだが、りっぱな庭や茶室があるわ、展示室のほかにホールもある立派な美術館であることに驚き。
受付の方のおススメにより、まずは庭を見てまわった。地図を持って見てまわったわけではく、結構広いようなので全体を見てはいないのだが、冬のせいか地味な庭という印象。ところどころの石段に一つだけぽつん、と落ちている椿だけが鮮やかな彩を沿え、ささやかに華やぎを見せていた。あれは五島美術館の演出なのだろうか??なんてね…

庭をしばし散策した後、展示を見た。展示室の手前にはなぜか鎌倉時代の仏像が一体。これも
「茶道具」の一つなのか(そんなはずはないと思うが)、大きさが大きさなだけに動かせないのか…。

展示室一室を使った展示だったので、規模としては小さかったが、千利休が書いた書や桃山時代から使われている茶器の数々など、いろいろ見られたのは良かった。私が気に入ったのは京焼の菊の模様の器。絵付けが施されている器の多くは細かい絵柄が多かった今回の展示の中で、大ぶりの菊が描かれていてちょっとモダンな雰囲気をかもし出していたところが良かった。

それと今回の展示で面白かったのは、今回の展示に並んでいた器で絵付けされているものの筆遣いがかなり大胆というか大雑把なものに見えるものが多かったこと。微妙にはみ出ていたり、「鷹」が書かれていることになっているけど、鷹というより何かの鳥ぐらいのものだったり…ちょっとヘタウマ?なんて失礼ながら思ってしまった。もしかしたら精巧な美しいモノを見すぎて逆にそういったササッと書いた雰囲気のものが良いということになったのだろうか…とさえ思えた。
特に幾何学模様の施された織部焼は、その模様の配置といい、筆遣いといい、見ているうちに笑いがこみ上げてきそうになった。美しいというより可愛いと思えてくるから不思議だ。

茶道具に美ではなく、面白さを見出してしまった私に茶道具のよさが実感として沸いてくる日が来るのだろうか…。
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by turujun | 2008-02-10 20:40 | アート
大変な混みようだった。
作品自体も興味深かったが、一番気になったのは前説をやっていたファーの帽子をかぶった女性を含む場内整理の人。段取り丸見え状態なのはあれはわざと?なんだかんだ言いつつ、キャンセル待ちの客(私を含め)をあらかた入れていたようだけど…どんな演出だ。

そんなわけで、前売り完売御礼になっていたこの公演、わたしは当日券が5枚しか用意されてなかったこともあり、キャンセル待ちで入場した。

舞台上は真っ白な壁と白いオブジェが置かれた無機質な空間になっており、そこに一歩間違えば悪趣味、でもセーフな色合いのカラフルな衣装を着た役者が出てきて、霊が見える女子と、一人の男子と、一人の幽霊の三角関係の話を演じている。

今まで「東京の演劇」ということでよくあげられているような「リアルな演劇」ではなく、むしろビジュアル・音楽・言葉・動きともにものすごく過剰な作品だった。一歩間違えばすごくグロテスクになるところを、ギリギリのところでうまいこと留まって、キモカワイくまとめている、そんな感じ。

マンガやゲームの要素を取り入れているところや、音楽の感じ、色彩感覚は、この前みたデス電所に近いものがあるように思ったが、デス電所ははっきりと演劇を志向しているのに対し、小指値は、過去の演劇にも、最近の演劇に対しシンパシーも無ければアンチパシーもなく、もっと別のものから得たものを体と形で表現したのがこの人達なのかな、と思った。



個人的に特に気に入ったのは最後に幽霊がセリフを言いながら、走るような形で飛び上がっているシーン。あれは2次元のものを体で表現しようとしているのかなと思ってみていたのだけど、それがストレートな欲望から来ているように思えて、それが面白かった。
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by turujun | 2008-02-09 14:00 | 演劇