舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

<   2007年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

私が観たのは最終日の「ダンス☆ショー 夏の踊り」。
当日パンフレットにはたくさんの作品のタイトルと出演者の名前が列記されている。つまり、小品をたくさん並べたような構成。

使われている音楽は、ロカビリーやスタンダードジャズなど、一つ一つの曲名は知らなくても、どこかで聞いたことのあるものばかり。
そんなキャッチーな音楽とともに、面白いダンスが繰り広げられていった。
一見ストレートにジャズダンスっぽいんだけど、一人ひとりの動きをわざとそろえていなかったり、舞台上のダンサーの中で明らかに違う表情をして立っている人を配置しておいたりと、さりげなくいわゆる「ダンス」に対する問題提起ととれそうな表現をおりこんでいて、エンタテインメント性に富んでいながらも、ダンスの表現の可能性のありようについて考えされられた作品だった。


作品とは全く関係ないのだが、黒沢美香の文章にすごくひきつけられる今日この頃の私。この作品のタイトルや当日パンフ、8月末に上演される「約束の船」のチラシにある文章など、文法的には少々おきて破りなのだが、 そこから感じる違和感を、文章のリズムと言葉選びのセンスが凌駕し、かつ言わんとしていることがヴィヴィッドに伝わってくる。作品が面白いのはもちろんだけど、文章が面白いというのがうらやましい。
[PR]
by turujun | 2007-07-31 14:00 | ダンス
tsumazuki no ishi「犬目線/握り締めて」をザ・スズナリで観た。
上演時間が二時間半。長い!座席が補助席であったということもあるが、長い! 原千晶が客演って意外~と思ったが、違和感はなかった。
タイトルがスラッシュで区切られているからオムニバスか?と思ったら、登場人物のエピソードが色々出てくるものの、作品としては一つ。ただ、この話のどこからこのタイトルが来たのかはよく分からない。
以下つづく。
[PR]
by turujun | 2007-07-22 17:20 | 演劇

三条会「秘密の花園」

a0001606_21463944.jpg

千葉公園 特設野外舞台にて開催された標記舞台を観て来た。
やっぱり千葉は遠い。
開演時間を30分勘違いして現地に到着してしまい、30分ぐらい待たねばならなかったが、公園の周りには時間をつぶせるようなところがほとんど無く、それが困った。カフェの一つでもあれば良いのに…というか、維新派のように屋台村とか作ってくれればいいのに。

さて、今回は開演前小雨が降っていたので天気が心配だったが、舞台が始まったら雨はほとんど降らず、観ている分には問題なし。だが舞台が雨でぬれているところに、舞台が八百屋舞台になっていたため、役者が滑りまくり。作品の流れが切れてしまっていたのが残念。別の意味でスリリングではあったのだが。

野外での三条会の公演は今回で2回目ということではあるのだが、三条会のスタイルは、密室でやる方が、濃密な演出が堪能できて私は好きだなあ…野外でみると、役者の声や音響が拡散してしまい迫力がなくなるのと、照明が単調になってしまうので。でも野外でしかできないような演出(すべるのは別)で、室内とは違うスケールが感じられたのは良かった。

画像は上演中に配られた特製煎餅。抹茶味のほか、醤油、白雪もあった。なかなか美味。

役者の皆さんにはくれぐれも怪我には気をつけて…といいたいです。
[PR]
by turujun | 2007-07-21 21:46 | 演劇
台風の中、セッションハウスに行きKENTARO!!「東京で会いましょう」を観てきた。
ダンスを熱心に観ていた時期は神楽坂によく足を運んでいたけど、最近はあまり
ダンスで興味をひく公演がないのもあって、かなりひさびさだった。

彼は一昨年のダンスシードに出ていたので、観てはいないけど名前だけは知っていた。
その後、ソロ公演のチラシや今はなき「東京コンペ」での受賞なので、「がんばってるな」
と思っていたのだ。

内容は、基本ヒップホップなんだけど、ヒップホップ特有のムーブメントを少し解体してゆるゆるとつなぎ合わせていったようなダンスなので「俺って凄いべ?」というゴリゴリのアピールは感じられない。音楽も、ヒップホップっぽい音楽もなければコンテンポラリーっぽい現代音楽やジャズは使っていない。使っているのはなんと洋・邦のポップス。コンドルズはロックで踊るけど、ポップスで踊るのは、今まであまり観たことがない。でも自分でも意外なくらい違和感無く観られた。



ダンスシードを観ていた時に、ソロ作品を創る人というのはものすごく美化した世界を作りたがるのが結構いて、自己表現といいながらそれはあまり観て気持ちの良いものではないなあ、と思っていた。彼の作品は、それとは正反対で、彼自身の価値観や思いが作品に率直に表れていて、ときどき「青いなあ…」とか「それはまずいだろう」とか思うものの、その打ち出し方にてらいがないから観ていて清清しさを覚えた。
[PR]
by turujun | 2007-07-15 14:00 | ダンス
日本版を先日観た「THE BEE」ロンドンバージョンを観にいった。

正直日本版が私的にしんどい内容だったので、果たして正視できるのか…と思いきや、すでに展開を知っていたのが幸いし、最後まで乗り切ることができた。

主役の井戸役を演じたキャサリン・ハンターは、女性のはずなのに、非力なのに狂気に満ちたサラリーマンになりきっていたので、まずそれに驚いた。そして彼女の体の動きのキマリ具合のよさにも。

日本版では同じ役を野田秀樹がやっていたのだが、もっと体の動きがゆるい(=形が決まっていない)感じだったので、同じ役でも動きがこんなにも違うものかと思った。これは役者の訓練の違いなのか、それとも役の解釈としてその体の動きを選んだのか、どちらなのだろう?
[PR]
by turujun | 2007-07-14 16:00 | 演劇