舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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<   2005年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧

合いの手

 池袋演芸場で「林家正蔵襲名披露興行」を見てきた。当日券発売1時間前に到着していたが、すでに行列が…。
 会場に入ってみると、小劇場よりも小さい空間。そこが立ち見もぎっしり、大入り満員ということもあって、観客同士がなんとはなしに一体感を感じられる3時間だった。
 この日は小朝が出なかったため、知っている人は正蔵だけだったのだが、知らない人が出てきても、それぞれに個性があって、なんだかんだいいながらも笑ってしまう自分がいる。若い人は若いなりに自分の個性を出して、頑張るし、寄席がこんなにも面白いとは!という新たな発見だった。この面白さというのは、やはり寄席もまた「ライブ」だからであって、テレビからでは伝わらない「何か」がある。その何か、というのは、見る側の「やる気」ではないかと思う。寄席に来たからには、笑う、かけ声をかける、拍手をする、紙切りのお題を出す…寄席の出し物には観客の参加がなければ成り立たないものがあるし、観客の参加がいきいきとした空間を作り出すことを寄席の客は分かっているからこそ、積極的になるのではないか、ということを考えた。
 歌舞伎といい、落語といい、観客が声をかけることに、興味を持った。普通の舞台ってあんまりない。いや、まずない。どこでそうなったのでしょうか?


ところで…チケットを買うために並んでいたら、前にいたおじさんに話しかけられ、結局最後まで一緒に鑑賞していた。出演者のいろいろなエピソードや寄席についていろいろ教えてくれたり、口上の後に撒かれた手ぬぐいをくれたりと、親切なことこのうえなかった横浜在住の方、名前を聞くのを忘れたのですが、ここで再度「ありがとうございました。」寄席のお客さんは、総じて暖かい。
 
 歌舞伎と同じで、落語でも襲名の口上があったのだけど、その中で「歌舞伎の口上は『いとこがどうの、とかおじさんがどうの、とか親戚ネタがあってうらやましい。落語は親戚でもなんでもないからね…」といっていて、へえ、そうなんだ、とか思っていたら、たまたまNHK教育で中村勘三郎の3月の公演での口上が放送されていたので、見た。本当に親戚ネタがよく出てくるので、笑った。
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by turujun | 2005-04-24 13:00 | その他

渋さ知らズ

 自分の行動の偏りをひしひしと感じざるをえないが、このブログのカテゴリには、「音楽」がない。なので、「その他」を選んでみた。
 「渋さ知らズオーケストラ」その名を知ったのは、何かの映画を見に行ったときの予告編。名前が良い、というわけで、興味を持った。そして彼らがメンバーが何人いるかわからないほどの大所帯で、ライブがとにかくすごい!と知り、それは見たい!と思って、とうとう先週末の日曜日に行ってきたというわけ。
 会場の渋谷クワトロに着いたら、中はもう結構人が入っていて、それは驚く。えらい人気だ。開演時間が近づくにつれ、観客はどんどん増えていき、人の体温で場内の気温の上がること上がること。
 オープニングの曲が「自衛隊に入ろう」。コレを聞いて、個人的な理由から、さくっとブルーになった。多分高田渡追悼とかそういうことがあるのかもしれない。
 この人たちは、ジャンルとしては自称フリージャズだそうだ。でも、全般的にたてノリ。オープニングの後、いきなりフロアにいる観客は皆がんがん飛び跳ねだすわ、こぶしはあげるわ、すごいことになっていた。そしてノリノリの曲が続くと、観客もヒートアップして、後ろの方の観客も暴れる暴れる。ジャズのライブってこんななのですか?!というほど激しくて、私的にはかなりツボ。いいねー。
 また機会をつくって彼らのライブに行こうと思った。
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by turujun | 2005-04-17 19:30 | その他

ほぼ日で「ナイン」

 昨年、私も観にいった、tptのミュージカル「ナイン」の応援企画があの「ほぼ日刊イトイ新聞」で始まったようです。タイトルもずばり!「今年『ナイン』は大当たりする!」。
 私が観にいったときは、それなりに座席も埋まっていたのだけれど、確かにチケット買ったのは「前日」だった。「前日」でも余裕で買えた、という事実は、客としてはうれしいが、かなりやばい。この記事によると、はじめのうちは、1階席の半分ぐらいしか埋まっていない、「惨敗状態」だったのだそう。そしてその原因は、宣伝不足によるもの、ということだ。
 そうだそうだ、私はtptからのDMを受け取ったのは、なぜかチケット発売日すぎてから。普通DMはチケット発売前に届くのだから、これは明らかに遅い!と思った。こちらにも資金繰り(ミュージカルはチケットが高い!)やらほかの予定やらの調整が必要なのだ。この公演に限らず、tptは常に宣伝を打つのが遅い、という印象がある。もう少し早めに宣伝を展開していれば、「ナイン」に限らず、ここの公演はもっと多くの人に観てもらえる。それだけ魅力のあるものを創っていると私は思っている。今回、「ほぼ日」という心強いサポーターを得たのだから、宣伝にも力を注いで、多くの人に劇場に足を運んでもらうよう、働きかけてほしい。欲をいえば、公演近くになったら、ほぼ日の「今日のダーリン」の上部のバナーに、このコーナーのバナーを貼ってほしい。(←これは「ほぼ日」へのお願いですね。)

 というわけで、セクシーでスタイリッシュなミュージカル、「ナイン」再演、うまくいくと良いな、と祈っている。そして多分観にいく。
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by turujun | 2005-04-15 12:40 | その他
…といっても、駅がOKしているのではなく、駅のホームから桜がよく見える、という話。誤解なきよう。

 土曜日の午後、春爛漫な陽気の中、私が向かったのはJR埼京線与野本町駅から徒歩8分、彩の国さいたま芸術劇場。Rosas「Bitsches Brew/Tacoma narrows」を観にいったのだ。Rosasはダンスだけではなく、ダンスの映像作品もかなり作っている(月末からユーロスペースかどこかでまた上映されますね)というあたりも、前回のエントリーとも絡んでくる「舞台と映像」に興味深深な私にとって気になるポイント。いやむしろ映像に興味があるので、実物も観ておかなくてはね、という思いが私に足を運ばせたのだ。
 
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by turujun | 2005-04-13 13:27 | ダンス

アオドクロ2

  昨日、帰りの電車の中でこんな文章を読んだ。「女優の演技力は問わない。カメラワークでどうにでもなるから。」どんな文脈でこういう文章が出てきたのか良く分からない(というのもこの文章はとなりにいた人の読んでいた新聞にあったものをチラリと見たに過ぎないから)。でも、本当にそういうことであれば、舞台の映像化でも、多少のあらは編集でカバーできてしまうのかもしれない…。そんな風に思っていたら、こんな文章を見つけてしまった。
  うまくない部分をごまかしたり、過剰な演出を映像に施してしまうことは、演劇の面白さを伝えるよりも、舞台とのギャップで失望してしまうこともあるのではないかと思った。特に、ゲキ×シネを見て、舞台を見たいと思った人が実際の舞台を見て失望したら、チケット購入までの苦労や価格を考えると、2度と舞台なんて見たくない!と思うのではないかと心配する。
 じゃあ、どうすりゃいいのさ、ということになると、それは「舞台」のクオリティを上げる。このことに尽きる。「舞台」としての魅力が存分に伝わる表現を見せることが大切になってくるだろうな。以下続く。
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by turujun | 2005-04-08 13:08 | 映画

タイガー&ドラゴン

先週の日曜日のこと。
珍しく日曜午後に家にいて、TVを観ていたら、「タイガー&ドラゴン」をやっていた。私はそんなに宮藤官九郎にも主演のジャニーズのお二人にも思い入れがないので、かなり流して見ていたのだけど、番組内でかかっていたクレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」のサビが思いがけない形でこのドラマのキャラクターの設定とリンクしていることに気付いて、一人で大受け。俄然このドラマが気になってきた。CKBの「タイガー&ドラゴン」のサビを聞いて落語家とヤクザを思い浮かべるとは。うまいっ。 
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by turujun | 2005-04-05 21:43 | その他

「アオドクロ」

 以前、相当思いつきで観にいって、すっかりノックアウトされた「髑髏城の7人 アカドクロ」。今回、「アオドクロ」→市川染五郎バージョンが上映される、ということで、あの「ゲキ×シネ」の興奮よもう一度!というわけで、行ってきました。
 前回は思いつきなだけに一人で当日券で行ったが、今回はわけあってグループでの鑑賞。個人的な感想としては、アオドクロはどちらかというと、出演者のビジュアル重視の編集であるように感じられた。それゆえ演劇で感じる臨場感の再現度という点では、アカドクロの方が強いように思った。
 
 見終わった後に、一緒に見ていた人の一人が、「カット割が細かくて疲れた」といっていたが、私はそれほどでもなかった。というか、カットが細かいからこそ、従来の演劇の映像にはない、情報量を見せることができるというのが「e-oshibai」の特徴なのではないだろうか。「細かいカット割りが疲れる」というゆっくりさんには、「e-oshibai」は不向きなのかもしれない。
 
 お目当ての役者がいる人って、オペラグラスを持ってきていることが多い。それはもちろん、その人の姿を追うため。ゆえに、舞台が始まると見ているのはオペラグラスで見ることのできる範囲に限定される傾向があるのではないか。そういう人にとって、この作品というのは、自分のお目当ての役者の細かい表情はもちろん、その同じ瞬間の別のところで何かやっているようなものまで映し出している(細かいカット割がそれを可能にしている)。つまり、オペラグラスを見ていることで、見逃しているものを、DVDやゲキ×シネで見ることができるということでもある。舞台で味わえなかった部分を味わえると、というのも「e-oshibai」の良いところといえると思う。
 以後続く。
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by turujun | 2005-04-03 18:30 | 映画

ぶとうの夕べ

 舞踏といえば「暗黒舞踏」→「何か不気味…」という図式が私の中で成立していたのだが、チラシがやたらとポップな「東雲舞踏」ならどうだ!というわけで、観てきました。
 客席は8~9割は埋まっていたのかな(前の方に座ったので不明)。ダンス公演はわりと外人率が高いのだが、この作品は、ことに外人が多い!外人がグループできていた。
 はじまるやいなや、出演者が横一列になって、西部劇チックに舞台奥から前へ進んでくるオープニングからして、いわゆる「暗黒舞踏」とは一線を画し、戸惑う。
 基本的には、土産物屋の絵葉書かと思うほどの東洋趣味(特に仏教的な要素が見え隠れ…)。ただ、それだけではなく随所にポップな感覚が盛り込まれていて、まさに「That’s Nippon」な感じを目指していることが伺える。でも、単に「明るい」「面白い」を志向しているようにも思えて、物足りないようにも思えた。「烏賊釣り(だったか?)」の照明と動きは面白かった。

 でも、舞踏そのものについては、ちょっと自分の中で輪郭ができつつある。ダンスは欧米人の体が基本で、舞踏の体は、足がなんとなく曲がった日本人の体(歌舞伎の人の足もまっすぐではないなあ、と思って見たことを思い出したりして)なんだなあとか、ダンスはきちんとしたかっちりしたフォルムを追求しているけど、舞踏はそうしたフォルムを追求するというよりも、一瞬一瞬のフォルムよりも一つ一つの動きをどうやって流していくかを追求しているように思っている。たとえてみれば、ダンスは西洋音楽で、舞踏は舞楽→音階が西洋のそれのようにはっきりとは決まっていない、みたいなところか。
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by turujun | 2005-04-02 18:00 | ダンス

タワレコで会おう

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そうしよう。
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by turujun | 2005-04-01 21:39 | こころの旅