舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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気まぐれ

 「人気公演」この言葉を聞いて私が思い浮かべるのは、やはり「大人計画」のそれである。かつて、私は「春子ブックセンター(byウーマンリブ)」を当日券で観ようと本多劇場に開演2時間前に到着したら、本多劇場側の長い階段に、当日券を求める人・人・人!!私が到着した時点ですでに2往復ぐらいしていたように思う。当然そのタイミングで並んだところで席が取れるわけでも、ましてや立ち見で観ることさえできない、ということで、その日は諦め、後日もっと早く本多劇場に並ぶことで観られた、という思い出がある。
 それ以来、当日券で観るとき、「人気がある」と聞くと、「早く行かなきゃ!」という気持ちにさせられてしまう私である。この日もそうだった。
 金森穣「Nomadi-c Project」。チケットを買い忘れていた私は、この日、10時を回るとすぐにアートスフィアに問い合わせたのだが、「…人気公演なので、並んでも入っていただけないかもしれません」「えー!!」この時点で、家の用事を全て片付け、猛ダッシュで身支度を整え、アートスフィアへと向かったのであった。
 そして実際に現地に着いてみれば…あれ?というほど人が並んでいない。「当日券はない!」ということかと思いきや、事実、「人がそれほど並んでいない」だけだった。
 そのまま私も列に加わり、首尾よくチケットをゲット。落ち着いて昼食を取った後、席へと向かった。私の席は2階席の下手よりのバルコニー状のところ。舞台に対して角度が多少きついので見切れる部分もあったが、舞台には近いのもあり、悪くないのではと思う。何より、前に人がいないというのが良い。観客席は女性ばかり。その割合男女3.5:6.5ぐらいだろうか、などと観客席を観察していると、なぜかのースリーブの女性が客席に現れる。周りはみなコートを着ているので、かなり違和感がある。そのうちその人以外にも、普通なようでいて、明らかに観客とは違う人々がぱらぱらと現れる。その人たちは一体??続く。
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by turujun | 2005-02-27 14:00 | ダンス

  今年の岸田國士戯曲賞受賞者の岡田利規と宮藤官九郎の作品は観たことがある(「鈍獣」は観てないが)のに、昨年の倉持裕は観たことがなかった、ということで、ペンギンプルペイルパイルズ「機械」を、観てきた。
  感想を言えば、「面白かった」というより「面白いところがあった」。それは男性陣のやりとりだろう。タイトルでもある「機械」により出会った3人が、互いの詳しいことを知らないにもかかわらず、なぜか互いのコンプレックスについては何となく感づいて、それをつつき合うようなやりとり。それをそれぞれのキャラクターをにじませる台詞と演出、役者の演技で見せるあたりは、どっと笑ったりはしないものの、「うまいな」と思ってしまう。
 では、面白いところがあった、ということは面白くない部分もあるってことで。ではそれはなにか、というと、「伏線」というか「謎」なんである。劇中には、さまざまな情報がでてくる。「機械は作ってみたが用途がわからない」「機械を審査に出すとお金になる」「多くの人々が機械の何かにひかれて作ってしまう」…
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by turujun | 2005-02-19 19:00 | 演劇

1周年、と4日

 Exciteブログのトップページを久々にみたら、ユーザーの数が17万人近くになっていてびっくり。そして細々と続く気まぐれ更新ブログもいつのまにやら始めて1年を越えていることに気付いた。
 今日で1年と4日。
 はじめた当初は、タイトルに合っているようなことも書いていないわけではなかったが、結果として書く気になれるのは、自分の趣味に関することね、ということで、いつのまにか舞台の感想ブログと化していた。その一方で、私がカメラ付き携帯に買い換えたことで、画像付き記事の掲載(しかも舞台関係ではない)も始まった。牛歩のごとし、とはいえ、徐々に変化している。
 カテゴリ別で見ると、以下のような内容で書いてきている。
 1  演劇 39件
 2 ダンス 20件
 3 未分類 20件
 4 心の旅
   アート  6件
   その他
 7 映画  4件
、というわけで、やはり演劇が多く、ダンスが(私の中で)猛追している、という結果になった。
 振り返ってみると、最初のほうがもっと真面目に書いていたかな、という反省はあるので、2年目はもう少しまともな文章を書くべく努力しようかな、と、そう思った。がんばるよ。
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by turujun | 2005-02-17 12:52 | こころの旅

物販魂

 今日は世田谷パブリックシアターで「コーカサスの白墨の輪」。なかなかの人気公演ということで、当日券は厳しいか?!と思いきや、到着が開場後だったにもかかわらず、難なくチケットゲット。お値段8800円也。高!
 この作品は、後半はじめのアズダックが民衆の裁判を執り行うシーンで、舞台の周りに観客を座らせたり、ウェーブを煽ったり、最後のダンスパーティシーンで役者が観客席の人々を舞台に誘い、一緒に踊るなど、随所に観客を取り込む仕掛けを盛り込む、サービス精神溢れる舞台だった。2階席の人はちょっと参加しずらい(ほぼできない)、という難点はあるものの、これが席種、ひいてはチケットの値段の差というものかもしれない。そして買えるものならS席で見たほうがいい。
 劇場に入るとき、まずはじめに目にするのは、作品の設定とあわせた服装のスタッフ。そして劇場内には中央に設置された舞台と、そこでパンフレットを売る人々。開演前から舞台上でパンフを売っているのをみるのはさすがに初めてなのでびっくり。さらに驚きなのは、前半と後半の間の休憩で作品の舞台であるグルジア産のワイン(チーズ付)が振舞われたこと(有料)。しかもステージ上で。ちょっと前まで俳優達が演じていた場所で作品にちなんだ物を楽しめる。これはかなり楽しい。しかも何人かの俳優は俳優達が楽器を演奏したり、歌を披露したりと、お楽しみ要素がてんこもりなのだ。もちろん、このときもパンフレットを売っているのだが、このときは、野球場で弁当を売るようなスタイルでやっていた。これまた新鮮!
  単にグッズやパンフを売るのではなく、作品世界に繋がりをもたせるような演出を施し、観客を引き込む物販は、個人的には大歓迎。観客も楽しめ、かつ作る側も利益を得られるような物販は理想だと思う。こういうのだとついつい財布のひももゆるんじゃう。ただし、これが可能なのは作品の世界が確立されていてこそ、ではあるのだけど。
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by turujun | 2005-02-14 00:02 | 演劇

今日の出来事

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…もう昨日ですが。
2月11日は1日だけ吉野家の牛丼が復活、ということで、この行列。(大森駅そばにて)
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by turujun | 2005-02-12 00:48 | こころの旅

視線

  12日の回にいけない、と分かったそのときから、行く気のなかった砂連尾理と寺田みさこ「Loves me or loves me not」。結局行ってしまった。 パークタワー・ネクストダンスフェスティバルで観た彼らの作品があまりにつまらなかったので、何故観ることにしたのか自分でも不思議だが、結果的には行って良かった。
 前回の作品にはさほど感じられなかった、二人の動きの関係の変化するさまが今回は全体にわたって明確にあった。しかも動きが立ち上がっていくのが、単純に一方のうごきに対応してではなく、動きとそこにあるプラスアルファに感応して広がっていく、しかもとめどなく、というところがどうにも面白かった。
 チラシに「他のダンサーに振付をして、その振りを自分達に写した」というようなことが書いてあって、その成果なのかもしれないが、「見る」「見られる」という行為に対してとても客観的な作品という印象を受けた。特に、前半で舞台中央の後ろよりの位置で砂連尾理が踊っているのを、寺田みさこが椅子に座ってみている、という場面。この場面では、「見る」「見られる」という関係が舞台上で一つ完成していて、それを観客が見ている、という状態になっている。「見る」という動作が主体になる、ということは私にとってとても興味深かった。、その後の展開(寺田が砂連尾の動いているのに誘われて、砂連尾のもとに歩み寄って、踊りが展開していく)に強い説得力がもたらされているように感じられた。

 明日もこの公演はシアタートラムで行われます。上演後、アフタートークがありますが、そのゲストはチェルフィッチュの岡田利規さんです。本当はこっちに行きたかった…残念。
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by turujun | 2005-02-12 00:24 | ダンス

どきどきするぜ

これには驚いたが、もっと個人的に驚くようなことが、受賞者のプロフィールに。…そうだったのか。
 トラックバックぐらいするべきなのでしょうが、インターネットの片隅より、岡田さん、おめでとうございます。



 
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by turujun | 2005-02-08 12:31 | 演劇

覚書き

今年に入ってからみたもので、ブログで言及していないものたちについて、書いておく。
1月15日 遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」
1月16日 NODA・MAP「走れメルス~少女の唇からはダイナマイト」
1月23日 横浜ダンスコレクションの一環
1月30日 KUDAN PROJECT 「くだんの件」

…ってところかな。まだあったかもしれず。上記のものについては、書いたり書かなかったりしそうです。
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by turujun | 2005-02-08 09:06 | 演劇

Z席ですから

 今日は、朝からいろいろと用事があったが、夕方からは、新国立劇場で勅使河原三郎+KARAS「KAZAHANA」を観た。
 午後の用事がいつ終わるか定かでなかったので、どうなることかと思い、チケットを取っていかなかったが、Z席を含め全席余っていた。そこで初のZ席体験。
 舞台上には、素材は不明だが、透明な無数なリボンでできた檻のようなものがあり、ダンサーはそこに入ったり出たりしながら踊っていく。その檻は照明の色をはっきりと反射するものらしく、ときに赤や青に染まっていた。
 作品の印象としては、クールさと幽玄が同居しているような雰囲気。ダンス自体は腕の動きに特徴があって、腕に力があたかも入っていないかのようにしなやかにしかも早く動く。イメージとしては「HERO」のチャン・ツイィーやマギー・チャンの戦うシーンの感じ。当たり前かもしれないが、今の日本のいわゆる「コンテンポラリーダンス」とは明らかに違う、勅使河原三郎の美意識や世界観がダンサーの動き・音楽・舞台美術などあらゆるものに息づいていていることを感じさせる作品だった。
 だから「美しい」作品なのだけど、私は俗物なので、美しいだけだと物足りないわけで、動きが速いところとか、ダンサーの動きにスリリングさがあるところ(ほぼラストあたりの群舞とか)など、何かつかみどころがないと、ついつい眠気に襲われてしまうのであった。
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by turujun | 2005-02-05 23:15 | ダンス