舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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 俳優座LABO公演は俳優座の若手を中心に作品を上演する企画らしい。ゆえに会場は5F稽古場。エレベータ定員が6名らしく、俳優座劇場脇の入り口にはエレベータを待つ長蛇の列が。どんな場所なのかと不安になったが、実際ついてみたら、Fragile公演が行われたWENZスタジオとそう変わらないぐらいの広さで、稽古場といいつつも、かなり贅沢な空間である。さすが俳優座。しかも地下鉄六本木駅でてすぐ。恵まれすぎ。
私はこの作品を戯曲の作者の小里清による演出で以前観たのだけれど(=fragile版)、今回、私はこんなにも前の作品を忘れてしまったのかよ!と思うほど、違った印象を受けた。どうだったかというと、「メロドラマだった」んである。びっくりするぐらい。前回のfragile版では、男女関係についてはあまり強調されていなかったように記憶しているのだけど、こちらは、この作品のもう一つのテーマとばかりに、かなりしっかりと描いている。昼ドラ真っ青みたいな、というか昼ドラでもイマドキこれはないだろう、と思うようなシーンもあってさすがにそれは引いたな。だけど、一つ一つのシーンをたっぷりと創りあげ、文学の薫りに満ちた台詞の美しさを観客に堪能させる役者のうまさはさすが俳優座。
 それにしても、今回の客の年齢層がかなり高いことにびっくり。おそらく、俳優座を長年見つづけている人々なのだろう。こうした、一つの劇団を長く応援し、そして若手を見守る観客がいる、ということは、劇団にとって幸せなことだな、と思う。
 
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by turujun | 2004-06-29 17:26 | 演劇