東京人間喜劇@映画美学校
2008年 09月 13日
青年団演出部所属の人が監督したという映画作品。
キャストは全て青年団で占められている。
内容は、3つの小品で構成されている。
1話目は、ダンス公演をきっかけに出会った女性2人が、その公演の出演者であるダンサーからサインをもらうべく、町を駆け回る話。
2話目は、一人のアマチュアカメラマンが個展を開く話。
3話目は、とある新婚夫婦の夫が、交通事故で右腕を失ったことで、幻視症に悩まされるという話。
一つひとつの話は独立したものでありながら、登場人物が別の作品にもさりげなく登場し、この映画の世界は3つの物語世界が共存しているものであることが分かる。
時間を計っていたわけではないが、3本のうち、最後の幻視症の話がことに長い。前2本の1.5倍ぐらいあったのでは。
青年団ということで、監督自身はそうではないといっているが、やはり青年団テイストを感じさせる作品だった。とはいえ、青年団に比べ、話の展開やエピソードにちょっと強引なものが多く見られた。
個人的な感想としては、私自身、写真ではないけれど、これに近い状況を目の当たりにし、その様子に対して言葉にはしないものの、強い疑問を抱いていただけに2話目がかなり考えさせられた。(とはいえ、この話に出てくるほどに、「作品を発表すること」に無邪気になれる人もいそうで、実はそうそういなさそうな気がする…とも思った。描き方にちょっと悪意がありすぎなのでは。)
キャストは全て青年団で占められている。
内容は、3つの小品で構成されている。
1話目は、ダンス公演をきっかけに出会った女性2人が、その公演の出演者であるダンサーからサインをもらうべく、町を駆け回る話。
2話目は、一人のアマチュアカメラマンが個展を開く話。
3話目は、とある新婚夫婦の夫が、交通事故で右腕を失ったことで、幻視症に悩まされるという話。
一つひとつの話は独立したものでありながら、登場人物が別の作品にもさりげなく登場し、この映画の世界は3つの物語世界が共存しているものであることが分かる。
時間を計っていたわけではないが、3本のうち、最後の幻視症の話がことに長い。前2本の1.5倍ぐらいあったのでは。
青年団ということで、監督自身はそうではないといっているが、やはり青年団テイストを感じさせる作品だった。とはいえ、青年団に比べ、話の展開やエピソードにちょっと強引なものが多く見られた。
個人的な感想としては、私自身、写真ではないけれど、これに近い状況を目の当たりにし、その様子に対して言葉にはしないものの、強い疑問を抱いていただけに2話目がかなり考えさせられた。(とはいえ、この話に出てくるほどに、「作品を発表すること」に無邪気になれる人もいそうで、実はそうそういなさそうな気がする…とも思った。描き方にちょっと悪意がありすぎなのでは。)
by turujun
| 2008-09-13 16:00
| 映画