舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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グループ2時間「Steve Reichを心の底から認める必要がある」

ASK@art space kimuraという、京橋の一角にある小さなギャラリーのオープニングとして行われた1時間のパフォーマンス。

登場するメンバーは、大迫英明、黒沢美香、マトロン、りな・りっちの4名。

パフォーマンスの舞台となるのは、何と作品の上。

大迫英明、黒沢美香、マトロンの3人(だと思う)が、ギャラリー内に設置された作品のうえで、英語のナレーションが流れる中、主に「ラ・タタ」とつぶやきながら布をぶんぶん翻す。それを3人でユニゾンでやったり、タイミングを変えたり、その動作をやる人とそうでない人に分かれたり、つぶやきのトーンを変えたりしてバリエーションを出していく、というもの。途中、パフォーマーが雑談したり、翻していた布をかぶったりするなどアートパフォーマンスっぽくもありつつ、全体としてはダンスという印象が強かった。

その一方で、りな・りっちはギャラリーの片隅、壁に沿って座っているお客さんの死角になりそうな位置に立ち、彼女は彼女でパフォーマンスをしている。一見作品上でパフォーマンスをしている3人とは何のつながりもないようだが、作品中2度ほどりな・りっちが太ももを手のひらで叩くノイズによって他の三人に関わっていた。


黒沢美香が、もうそろそろ〆に入ろうか、というあたりで見せた「そんなの関係ねえ」風(あくまで「…風」です)の動きが、流れている音と微妙にずれているのに、そこに違和感がなく、機械的に流れているはずの音楽を黒沢美香の動きが支配しているかのようであったところがどうにも面白かった。

今回のパフォーマンスは入場無料。無料では勿体無いほど私としては面白いと感じるパフォーマンスだった。
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by turujun | 2008-06-10 00:00 | ダンス