経済ってそういうことだったのか会議(竹中平蔵・佐藤雅彦 著)
2007年 05月 06日
ダンサーのKさんからおススメいただいたこの本。結構前に出版されていて知ってはいたが、おススメされたので読んでみた。
この本のつくりが竹中平蔵と佐藤雅彦の対談形式なので、非常に読みやすくまた説明が平易なのもありがたかった
私は経済学部卒だったので、これを読んで久々に大学時代に戻ったような気になったり、知らなかったことも出てきたりして自分の不勉強を突きつけられもした(いろいろな方面で不勉強ではあるのだが…反省)。
経済についての話もさることながら、佐藤雅彦の、基本的に全ての事項をそれを構成する要素に分解して、そこからその成り立ちを再構成して理解していくような考え方の方法論が興味深い。そして、彼が竹中平蔵に突きつける質問はかなり根源的というか、核の部分に関わるものであることが多いのはその考え方ゆえのように思われる。
これを読めば経済通になれる、とあるがそうかどうかは不明。だけど世界とのつながりを考えながら経済を考えていくでのとっかかりにはなるかと思う。少なくとも、いきなりミクロだマクロだ、限界代替率だといわれるよりはこの本の方がスムーズに入っていけるはず。また、単純に読み物としても面白いと思う。
この本の随所に挿入されている微妙に面白可愛い一こま漫画がわたし的にツボだった。
この本のつくりが竹中平蔵と佐藤雅彦の対談形式なので、非常に読みやすくまた説明が平易なのもありがたかった
私は経済学部卒だったので、これを読んで久々に大学時代に戻ったような気になったり、知らなかったことも出てきたりして自分の不勉強を突きつけられもした(いろいろな方面で不勉強ではあるのだが…反省)。
経済についての話もさることながら、佐藤雅彦の、基本的に全ての事項をそれを構成する要素に分解して、そこからその成り立ちを再構成して理解していくような考え方の方法論が興味深い。そして、彼が竹中平蔵に突きつける質問はかなり根源的というか、核の部分に関わるものであることが多いのはその考え方ゆえのように思われる。
これを読めば経済通になれる、とあるがそうかどうかは不明。だけど世界とのつながりを考えながら経済を考えていくでのとっかかりにはなるかと思う。少なくとも、いきなりミクロだマクロだ、限界代替率だといわれるよりはこの本の方がスムーズに入っていけるはず。また、単純に読み物としても面白いと思う。
この本の随所に挿入されている微妙に面白可愛い一こま漫画がわたし的にツボだった。
by turujun
| 2007-05-06 23:02
| 本