舞台や展覧会など、さまざまな鑑賞活動の記録を綴る。タイトルとの関連はありません。


by turujun
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物販魂

 今日は世田谷パブリックシアターで「コーカサスの白墨の輪」。なかなかの人気公演ということで、当日券は厳しいか?!と思いきや、到着が開場後だったにもかかわらず、難なくチケットゲット。お値段8800円也。高!
 この作品は、後半はじめのアズダックが民衆の裁判を執り行うシーンで、舞台の周りに観客を座らせたり、ウェーブを煽ったり、最後のダンスパーティシーンで役者が観客席の人々を舞台に誘い、一緒に踊るなど、随所に観客を取り込む仕掛けを盛り込む、サービス精神溢れる舞台だった。2階席の人はちょっと参加しずらい(ほぼできない)、という難点はあるものの、これが席種、ひいてはチケットの値段の差というものかもしれない。そして買えるものならS席で見たほうがいい。
 劇場に入るとき、まずはじめに目にするのは、作品の設定とあわせた服装のスタッフ。そして劇場内には中央に設置された舞台と、そこでパンフレットを売る人々。開演前から舞台上でパンフを売っているのをみるのはさすがに初めてなのでびっくり。さらに驚きなのは、前半と後半の間の休憩で作品の舞台であるグルジア産のワイン(チーズ付)が振舞われたこと(有料)。しかもステージ上で。ちょっと前まで俳優達が演じていた場所で作品にちなんだ物を楽しめる。これはかなり楽しい。しかも何人かの俳優は俳優達が楽器を演奏したり、歌を披露したりと、お楽しみ要素がてんこもりなのだ。もちろん、このときもパンフレットを売っているのだが、このときは、野球場で弁当を売るようなスタイルでやっていた。これまた新鮮!
  単にグッズやパンフを売るのではなく、作品世界に繋がりをもたせるような演出を施し、観客を引き込む物販は、個人的には大歓迎。観客も楽しめ、かつ作る側も利益を得られるような物販は理想だと思う。こういうのだとついつい財布のひももゆるんじゃう。ただし、これが可能なのは作品の世界が確立されていてこそ、ではあるのだけど。
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by turujun | 2005-02-14 00:02 | 演劇